お金の使い方…

2018年が幕を開けました。

今年もよろしくお願いします。

旧Y’s Dream時代は、1999年→2000年のミレニアムに始まり、廃業する2013年まで、常に日本のどこかで私が生命を吹き込んだ風船たちが、新しい1年を迎えるために舞い降りたり、はじけたりしていました。

2004→2005、スキー場で迎えたカウントダウン。

2010年→2011年、大阪の某クラブで行われたカウントダウン。

私が制作し宅配した、スパークバルーンが新年とともにはじけました。

※今はこのタイプのスパークバルーンを制作して送ろうとすると、宅急便サイズの規定を超えるため、送料が高くついてしまいます。

昔話はこのくらいにとどめて、本題。

新年に入ってから、私はいろいろな金の使い方をしました。

船でしか行けない離島にわたり、人口より猫の方が多い島で、1500円の魚定食を食べたり、(魚定食¥1500+船賃¥1850+青春18きっぷ1日分¥2500)

世界で活躍する音楽家たちが広島に集まって開催されるクラシックコンサートで風船と紙吹雪のシャワーを浴びたり、(コンサートチケット¥2000)

くす玉がはじけるようなイメージの香りを作りたくなってルームフレグランスを2本も買ったり、(ルームフレグランス2本¥3880)

という具合です。

このうち、魚定食と船旅はともかくとして、残りの二つについて思うところがあります。

まず、クラシックコンサート。

このクラシックコンサート、宣伝チラシに「500個の風船と金銀の紙吹雪が舞う」というくだりがありました。「どんなものなのか」とても気になっていましたが、クラシックコンサートの敷居は高く、なかなかいけません。しかし、前売り券がセブンイレブンで¥2000で買えるというのを見て、私は前日(すなわち島に渡った日)に船着き場のほど近くにあるセブンイレブンで購入しました。

そして、今日行ってみたのですが…

なんとコンサートマスターが「上に風船の仕掛けがある」ようなことをコンサートの途中でばらしてしまったのです。

いったいどこに仕掛けがあるのだろうか、と思っていたら、あっさり種ばらししていました。

それはさておき、私はいつもと反対の立場、すなわちお金を払っているお客さんとしてバルーンシャワーを体験することになりました。

通常はスパークバルーンの仕掛けを操作する側として、感動の瞬間を創り上げます。

先日アップした、私が手掛けたスパークバルーンがはじける瞬間ばかりの動画ですが、この動画にある作品、というか感動の瞬間を実際に創り上げるときは、いつも心臓がどきどきものです。

そして、成功した瞬間、その場に居合わせた人たちから地響きのような歓声が沸きあがります。

このとき、私は「たとえようもない、天にも舞い上がるような達成感」を味わいます。

この動画は40回、その瞬間だけを集めたものですが、40回すべての瞬間でそれを味わいました。こうして記録に残して、改めて見返してみてもその時の記憶がよみがえりますし、自分自身「すごいことをやっている」という気持ちになります。元気がないときもこれを見て自分自身を奮い立たせています。

ところが、その瞬間、自分自身は風船シャワーも紙吹雪も浴びていません。仮に真下にいた場合は、すぐにはけます。

この動画に限らず、私が演出を手掛ける際は、私は真下にはいないのが基本です。プロとしてやってきて、自分の手掛けた作品で真下で浴びることは基本ありません。

今日は反対に、はけるどころか近寄って紙吹雪のシャワーを浴びました。JBAN Conventionのファイナルパーティー等で紙吹雪と風船まみれになったことは何度もありますが、やはり気持ちいいです…

先日自分たちで手掛けたバルーンシャワーもそうでしたが、客観的に見て体験する機会もやはり必要だと感じました。

そして、今回一番高い買い物になったルームフレグランスについてです。

商品の詳細はこちらをご覧ください

今回私は、「Amber Flower」と「Green Citrus」を入手したのですが、「Amber Flower」にはふわりとした風船の華やかさに通じるものがあり、「Green Citrus」にはくす玉のようにはじける勢いを感じました。

最初この二つを混ぜてみようと思いましたが、混ぜるよりそれぞれ別々に香らせて、その香りの配合で表現した方がいい感じになりました。

で、なぜこれを買おうか、という気になったのかですが、かつて旧Y’s Dreamには、「造花の花びら入りくす玉バルーン」という商品がありました。これは造花の花びらにアロマオイルをしみこませ、それを乾燥させた後に風船とともにスパークバルーンのなかに入れて、はじけると同時に香りが広がる、というものでした。

その際、いろいろなフレグランスを試してみたのですが、なかなか理想の香りにめぐりあえませんでした。

ところが、この二つの香りをかいだとき、私の中で何かがはじけたような気がしたのです。

「これが私の探し求めていた香りだ…」

これを見つけたのは地元にある小さな雑貨屋さん。

この雑貨屋さんの店長さんと私が非常に仲が良いのです。

これに出会ったのが昨年(2017年)のクリスマスのころ。正月は両親とともに家にこもるつもりだったので、正月明けに購入することにしました。

そして、正月明け最初にこの雑貨屋さんでこの2つを買い求めた時、その店長さんが思わず

「やったー!」

とつぶやきました。

この店長さん、私のバルーン演出にあこがれ、私が出している小冊子「くまさんのげんきだま」に元気をもらい、そして私が制作したバルーングラフィック作品集「ふうせんでつたえたいおもい」に感動されています。

私がこれを購入したことで、この店長さんのくす玉がはじけたのでしょう。その時の最高の笑顔はとても印象的でした。店長さんの想いが私に通じたことが、「やったー!」というつぶやきにつながり、そして店長さんの心の中でくす玉がはじけたに違いありません。

私はこの香りによって、自分の中で常にくす玉を持ち続けることができ、ある時は慰められ、ある時は元気づけられるような気がします。

すでにこの文章を打ち込んでいる傍らで、その香りがほのかに漂っています。

私はこれから、多くの人にくす玉の種をまき、それを花開かせる手助けをしていきます。同時に求められれば、自ら感動の瞬間を創りだします。これまで無数の風船に生命を吹き込み、無数のくす玉を創り、花開かせ、はじけさせ、感動の瞬間を生み出した私。その経験を生かし、伝え、多くの人に夢と感動と希望と元気を与えるべく、日々生きていくために、この理想としていた香りに出会えたことは大きな力になります。

私は旧Y’s Dream時代から一貫して、風船を売る際、「ただ風船を売る」のではなく、その向こうにある笑顔を創るという気持ちで制作し、販売してきました。この雑貨屋さんの店長も、ただ香水を売るのではなく、その向こうにある感動を生みだす力となったことに対して、心の中のくす玉がはじけ、「やったー!」という言葉が出たのでしょう。

売り手のくす玉をはじけさせる手助けをしたことによって、買い手のくす玉がはじけた…

この上ない幸せな買い物になりました。

くす玉のような存在であり続けたい…

くす玉のような存在であり続けたい…

話を元に戻すと、

感動を得るには少なくてもお金は必要

しかし、そのお金は大金である必要はない。

ということになり、これが今回の結論です。

旧Y’s Dream時代、私はキャバクラや高級クラブにも出入りしていた時期があります。当然お金がかかります。1回あたり高いと2万近い出費です。当然儲かっていた時期でないとこのようなことができませんが、儲かっていた時期=ストレスが強くかかっていた時期で、今振り返ると金銭の出入りが非常に激しい時期でした。何しろ最盛期の売り上げは…消費税を払う必要があるほどだったでしたから。さらに私が出入りしてたキャバクラなどからも仕事をいただいていましたが、夜間の仕事も多く、激務に拍車をかけていました。

その後鬱で倒れ、金銭面的に一気に苦しくなりました。一時期はお金を使うことに罪悪感さえ覚える時期もありました。さらに…

私の両親及び親族、とりわけ母親の一族は「お金を貯める」ことに執念深かったような印象がします。ですから無駄遣いどころか、必要な出費まで惜しむ傾向がありました。さらに「借金=悪」という考えが一貫していましたので、バルーン業界をカルト宗教呼ばわりしたりすることができたのでしょう。結果どうなったか…ストレスばかり溜まって胃潰瘍を起こし、それが引き金で孤独死したりするのです。

 

今回かかった総額は1万円余り。

新幹線だと、広島駅基準で東京へも鹿児島へも片道早期購入割引運賃に満たない金額です。「こだま」割引切符利用で大阪へやっと往復できる金額です。

1万円だけで、普段行くことのできない離島で新鮮な魚をたらふく召し上がれ、絶景に接し、好きなだけ猫と戯れることができる非日常体験ができ、自分の気持ちを高ぶらせ、華やかな気持ちにさせてくれるすーむフレグランスセットを購入でき、加えて世界で活躍する本格的なクラシックオーケストラコンサートが風船と紙吹雪のシャワー付きで楽しめたのです。非日常体験3つを楽しんで1万円強…改めて

感動を得るには少なくてもお金は必要

しかし、そのお金は大金である必要はない。

ということです。

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