こんにちは。
2025年も2月に入り、暦の上では春ですが、まだまだ冬本番が続きます。
一方で1月は寒さが厳しくなったと思ったら、晩秋なのか早春なのかわからないような天気の日もあり…
そんな中、私は今後のバルーンの活動について模索する日々を続けていました。
正直出た結論は「厳しい」の一言です。
地球温暖化、異常気象、円安、物価高、上がらない賃金に増えるだけの社会負担…
バルーン業界も一部では盛況ですが、全体を見れば、「厳しい」です。聞いた話では、長年続けてきた人の中には引退や転業を真剣に考え始めている人もいるとか。私もその一人で、すでにとある国家資格の取得のための勉強を続けている状況です。
しかし、ここまで25年以上風船に携わり続けて、見えてきたこともあります。それは
好きなことを極めるということがどれだけ素晴らしいことか
考えてみれば、私は「くす玉のはじける瞬間にあこがれて、それを自らの手で手掛けたい」というところから、バルーンアーティストになりました。その結果はこの動画の通りです。
私の生い立ち、生きる等身大の姿を動画にしました。もとは本にしています。
すべて私が手掛けた作品だけで構成した動画です。
そもそも、くす玉のひもを引っ張るということは…
何かを成し遂げた
何か一つ乗り越えた
ということです。
ここからは引用です。(「おめでとう」と「ありがとう」の魔法)から
心から「おめでとう」と思える出来事があると嬉しくて幸せな気持ちになりますね。
そんな「おめでとう」の語源は、丁寧の意を表す接頭語『お』に、「めでたい」の連用形「めでたく」がウ音便化した『めでたう(めでとう)』だそうです。
ちなみに、「めでたい」は動詞「愛(め)でる」の連用形「めで」に、程度が甚だしい意味の形容詞「いたし」が付いた「めでいたし」が変化した語で、原義は対象に心惹かれ、感動したり愛したりする気持ちになっていることを表します。
つまり、「おめでとう」は、「愛」「優しさ」「思いやり」「慈しみ」「喜び」など、豊かな気持ちで相手を賞賛する意味が込められている言葉なのです。
だから、私たちは「おめでとう」という言葉を、誕生日、入学、進級、合格、卒業、就職、結婚、昇進、還暦など、愛おしい人の新しい門出や人生の節目を祝うたびに発していますね。もちろん学校(園)や企業などの創立・周年行事や新年を祝うときにも。
また、「おめでとう」という言葉を発すれば、その対象にパワーを与えるとともに、自分にもパワーが跳ね返ってきます。まさしく、双方を幸せな気持ちにさせる魔法の言葉です。
…(中略)「おめでとう」と声をかけると、みんな笑顔で「ありがとう」と返してくれるし、さらに頑張ってみようと意欲的にもなってくれます。
家庭でも是非「おめでとう」を口癖にしてみてください。当たり前にできるだろうと思っていることでも、できていればお子さんを褒めてあげてください。心から「おめでとう」と。
引用ここまで
もう一つ引用(「やまとことば~心を癒す美しい日本語の意味と語源が知りたい」から)
「おめでとう」とは、「めでた」、すなわち「芽が出た」状態を表すという説がある。
芽が出るのは、それだけ成長したということ。人生のステップを一つ登った、あるいは新年を迎えて一つ年を重ねた、などの状態を示す言葉が、転じてお祝いの言葉になったと考えられる。
たとえば就職も結婚も人生のひとつの節目だが、そこで贈られる「おめでとう」という言葉には、新しい家族や仕事という「芽が出たね」というお祝いの意味。加えて、出た芽をしっかり育ててほしいという願いも込めた、励ましの言葉でもある。責任重大だ。
引用ここまで
私は一つ一つの「くすだまふうせん(=スパークバルーン)」に、私自身の想い、そしてみんなの想いを吹き込んで、制作しています。一つ一つの「くすだまふうせん」が華開くとき、そこにはたくさんの笑顔の華が咲き誇り、夢と希望と感動、そして元気をもたらしてくれます。
実を言いますと、私はいわゆる「機能不全家族」に生まれ育ちました。いわゆる「教育熱心型毒親」に該当し、「できて当たり前」「できなかったら責められる」という環境で育ちました。暴力と体罰が当たり前の環境下で、ましてや親から「おめでとう」という言葉をかけてもらったことは、ほとんどありませんでした。
だからこそ、余計に憧れたのかもしれません。しかも70年代から80年代にかけてのテレビは何かあるとくす玉が登場していました。クイズ番組から「ザ・ベストテン」などの歌番組、果てはお色気系番組(「オールナイト〇ジ」「夕やけ〇〇ン〇〇ン」など…)に至るまで…
※平成初期まで、テレビはそれこそ「夢にあふれた世界」だった。2003年の「王シ〇レット」事件あたりからどんどんおかしくなり、今問題になっているフ〇テレビを筆頭に、テレビに夢が感じられず、そればかりかいじめの温床にまでなってしまっている。
このような夢を抱くのが困難な今だからこそ、曲がりなりにも憧れを形にし、夢をかなえた私ができることがあると考えています。それを子どもたちや若者に伝えると同時に、その過程で判明した自らが抱える生きづらさと同じ苦しみに悩む人たちに、自らの想いを伝えることが、これから私が風船でやっていくことだと考えています。
これらは2025年に入ってからの作品たちですが、どれも私の想いが詰まっています。
具体的に述べますと、
くす玉のひもを引っ張る(あるいは「くす玉をはじけさせる」)体験を通して、自ら風船と紙吹雪にまみれることによって体感し、そこから得られる達成感、高揚感、そしてそこから生み出される自己肯定感というものを生きる力として身に着けていく
ということに力を入れていきます。そのために、いろいろなところで実際に体験する場を設け、実際に体感していける活動に力を入れていきたい、と考えています。
そこにあるのは、たくさんの「おめでとう」と「ありがとう」。くす玉が華開き、たくさんの「おめでとう」と「ありがとう」に満ち溢れた幸せな空間を創り上げていきたいです。
そのための「裏付け」として、正規の方法を身に着けておく必要があることから、私は「キャリアコンサルタント」の国家資格取得を目指しているのです。