月別アーカイブ: 2012年8月

やっぱり…

こんばんは。

昨日も記事にした「モーターボート記念」@桐生、今優勝戦をネット生中継で見たのですが、やっぱり優勝は瓜生正義選手でした。今年はスタートは無事、事故もありませんでした。今年はすっきりしたでしょう、昨年はあんなひどい数年に一度あるかないかという無様な「事故」がありましたからね。

競艇は軽く触れる程度にして、

今日の本題。

 

久しぶり、ほぼ1か月ぶりにスパークバルーンシャワーをしてきました。

HI3G0020

写真は舞台裏で待機中の画像です。

壁の向こうがパーティー会場です。

これ実をいうと、代金をいただいていません。

なぜなら…

いつもお世話になっているメイクさんが新婦様だからでした。

当然司会者さん(久々の男性司会者)とプランナーさんだけは事情を知っています。

話は1週間さかのぼります。

HI3G0016

風船がありますが、これは私が膨らませたものではありません。

確かに私が販売した風船ではありますが。

私はとある結婚式場さんの納涼会に呼ばれました…

ご迷惑をおかけしているのに、いいの…と思いつつ向かったのですが、

なんとそこは

即席の身内だけの結婚披露パーティーでした!

しかも二組!

一組はこの結婚式場のスタッフ同士。

料飲担当のマネジャーとフロントの女の子。

もう一組が…この結婚式場でメイクを担当している業者の方でした!

卓上花火(これも私が販売した余り)で盛り上がりましたが、いかんせん私は病気療養中の身。

会費も当然払っているので、お客さん状態です。

いつぞやの川柳

ピエロさん

風船ないと

ただのおっさん

字余り

ほろ酔い気分でお開きとなったのですが、ここで私の血が燃えた…

可能な限り最高のバルーン演出を提供したい!

この際だから代金はいい!

お金より私のハートだ!

というのも、メイクを担当している方の結婚披露宴の会場…つい最近まで私が出入りしていたところだったのです!

こうなると担当のプランナーさんに話をつけるのは容易です。

すぐにOKが出、今日こぎつけたのでした。

司会者が若干「フライング模様」でしたが、競艇と違って「事故」にならず、会場は大盛り上がり。

久々のスパークバルーンシャワーは無事成功しました。

感覚はすぐに忘れるものではありませんでした。

何しろ8年間で1000回以上やってきたものですから…

2日間で10組も行ったことがありましたし…

ああ、今すぐにでも復帰したい!

風船に命を吹き込みたい!

でも…現実は…

ちなみにもう一組、前出の結婚式場の料飲チーフとフロントの新郎新婦さんの結婚式は来年です。

この時も採算度外視で最高のバルーン演出を用意します!

全く新しい演出になるかもよ!

あと、会場はもちろん新郎新婦様の勤務先の結婚式場です。

ああ、できることなら今すぐにでも復帰したいけれど…

やっぱり私は風船が大好きだ!

自分の作品に自信を持つということ

こんばんは。

8年間で1150組以上の新郎新婦様の門出を彩り

この結婚式場での演出の決定版とまで言われた演出

スパークバルーンシャワー

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この演出をやってきたのがY’s Dreamである。

1150組というのは一つの結婚式場だけの実績。

他の結婚式場も入れると、かなりの数になる。

他にも

wedding12ccドリームバルーン
DSC01610cバルーンリリース

 

2011_4_10-4自動スパークバルーンなど
最高の演出で最高の幸せの瞬間を彩る

私がこれまでやってきた仕事である。

おそらく宅配分も入れると、

どれだけのカップルの最高の瞬間を彩ったのか
計り知れない。

私の自信=膨らませた(自ら生命を吹き込んだ)風船の数

である。

この数か月、

自分のやってきたことに自信を持つことがいかに大切か

を思い知らされる日々だった。

確かに始めた当初は自信がなかった

ひたすら挑戦だった

最高の感動の瞬間は何なのか

ひたすら追い求めた

バルーンアートが盆栽になってはいけない

おはようございます。

もう過ぎ去ったことなので、来年に向けて、前向きに頑張りましょう。

ただ一つ言えることは、

ソーシャルコミュニケーションツールの発達が

会場にいなかった私にも

その会場の様子、熱気といったものがリアルタイムに伝わった、ということです。

ブログにフェイスブックにツイッターにスマホ

ぜひ希望したいのは

JBAN Conventionをユーストリームで生中継することです。

もちろんファイナルパーティーの様子も…

私はニコニコ動画のプレミアム会員になっていますが、

生中継機能がついています。

いずれやってみたいです。

さて、見出しについて。

つい最近まで、チャレンジ精神がなければ、道は開けなかった。

私は「この会場にはこのような演出ができるのに」とか、

「この空間をこのようにすれば映えるのに」

などと常に考えていた。

そうすることによって、私はいろいろな作品を作り上げ、無数のバルーンで感動的な瞬間を作り上げた。

ここ数年、バルーン演出に頭打ち感が広がり始めた。

私は「二段式スパークバルーン」や「ゲートスパークバルーン」、「ウォールスパークバルーン」などを考えるようになった。

そして毎年のように、JBAN Conventionでは、考える限りのバルーン演出がファイナルパーティーで披露されるようになった。ファイナルパーティーのバルーン演出は究極の形である。

が、しかし…

行きつくところまで行ってしまったような感じがする。

今年のオープニング演出に関する情報は今のところ私のもとに入っていないし、そもそも私は欠場したので、わからない。ただ今年は演出の裏側を見せるセミナーもあったようなので、受けたかたは貴重な経験になっただろう(私も受けたかった)。

どうしてこうなったのかだが、

チャレンジ、試行錯誤、挑戦の継続の結果

だと思う。

いずれ私がつくりあげた技術がほかのバルーンデコレーターの方にわたり、その演出がファイナルパーティーで披露されることがあるかもしれない。それはそれでいいと思う。

バルーンの技術はここ数年でものすごい発展を遂げた。

バルーンに携わる一人一人の創造の努力が花開いた結果である。

道なき道を切り開いた結果である。

その一方で、公にこれらの作品が披露される場は少ない。

これは日本独特の芸術である「盆栽」の文化が背後に隠れているからかな、と思う。

確かにCBAの試験内容などを見ていると(=QBNのDVDなどを見ればいい)

均質の作品を正確に作れるか

が大きな視点を占めている。あれは基礎の基礎なので、しっかりマスターすればいい。

しかし、これはバルーン演出の面で顕著なのだが

特にブライダルのバルーンにこれが当てはまっているような気がする。

その結果スパークバルーンの失敗とかが起きたりすると「返還欠場」になって、「金返せ~」となってしまう。100%でないと結婚式場は売らなくなってしまう。

バルーン演出の失敗をなくすことはそれこそ

ボートレースのスタート事故を無くすことと同じぐらいの努力を強いられるもの

どんなに努力しても

どんなに罰則を強化しても

ボートレースでフライングはなくならない

感動させるレースを追求する限り

どうしてもフライングは出てしまう

それと同じで

誰も見たことのないバルーン演出で

感動の瞬間を

いつまでも心に残る記憶を

つくりあげるのが私の仕事であった

「盆栽」を求める日本の社会が

私を乗り越えられない

分厚くて高すぎる壁にぶち当たらせた

このような壁はそれこそ

穴を掘って乗り越える

すなわちトンネルを掘る以外に道はない

トンネルを掘るにはリスクがいる

ガスやウランが出るかもしれない

ガスやウランが出たらそれこそ

克服できない

ただこれだけは言える

バルーンアートが盆栽になった時

その発展は止まる

幸い日本は今そのような状態ではない

残念ながら

韓国では

バルーンアートの「盆栽化」が起きてしまっているような印象を受ける

韓国は唯一

日本を上回る「盆栽」「先鋭化」の国になってしまった

結果自殺する人が日本より多くなってしまった

それぐらいシビアなのである