月別アーカイブ: 2013年9月

ピーク時にあった実話

こんにちは。

季節の変わり目で、風邪をひきそうです…

さて、今日は過去数年前の10月(11月?)のとある大安の土曜日にあった、今となっては

信じられない

ような実話です…

この週はインターネットでバルーンサービスやスパークバルーンを宅配しており、全国で合わせると1日で12組もの新郎新婦様の門出を彩った記憶があります…その週末は2日で18組(14組現場、4組宅配)手がけ、アルバイトに任せた1組を除いてすべて1人で全部やった記憶があります…

私の記憶が定かならば、このようなスケジュールだったような…

午前2時…起床

洗面を簡単に済ませ、2時10分に約70キロ離れたとあるホテルへ。

3時10分に到着。

バルーンリリース100個とスパークバルーン(直径約75センチに40個入り)1個。

4時30分に完成し、ホテルの倉庫に納品。

5時30分に帰宅。

すぐにバルーンリリース100個を膨らませる。

2回に分けて20キロ離れたガーデンウェディング式場に持っていく。

7時45分に帰宅。

すぐに荷物を入れ替えて今度は50キロ離れたハウスウェディング式場へ。

8時35分到着。

バルーンリリース80個。(10時挙式、9時20分に完成)

卓上バルーンサービス14個。(中に小さなハート6個入り)

9時50分納品完了。

25分かけて別の結婚式場へ。

10時30分(使用時間14時)、11時30分、12時30分、14時、あと夜に1組ありました。終わったのは夜21時でした。

合計5組もスパークバルーンシャワーを手掛けました。

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これを5組です。

この間にアルバイトに任せたバルーンリリース90個1組が先ほどのハウスウェディング会場で16:時30分にありました。その様子も見に行った記憶があります。

私1人で合計9組、アルバイトに任せた1組も合わせると合計10組手がけたことになります。

1日で使った風船の数、約1150個(うちバイト90個)…その週は合計で約2000個もの風船を膨らませた、ということになります。

帰宅は夜10時ぐらいになり、しかもこの日は大安の土曜日でした…10月だったか11月だったか覚えていませんが、このようなピークが年に少なくとも最低1回はありました…

ちなみにこの翌日の日曜日は4組、ハウスウェディングでのバルーンリリースが2組と、結婚式場のスパークバルーンシャワーが2組、普段のペースでした。もちろん1人でこなしました。

次の月曜日は疲れ果てて、温泉でのんびり休みました…

バイトにもっと任せるべき、という意見もあるでしょう。

しかし私は人件費を削減しなければならないという、経営者の役目もあるのです…

しかもこの日に1日5件あった結婚式場での演出、できる人は限られており、確かその日はもう1人できる方が他の現場に入っていた記憶が…(つまるところ広島周辺でこの演出ができるのは私とその方しかいなかった)

このような日々が何年も続くと…人間、いつかは自分のキャパシティをオーバーし、壊れてしまいます…

この日とは別に、このようなこともありました…

しかしでどうしてこのような無茶ができたのか…

若かったのと(当時30代中盤)、

やはりそれだけ風船が好きだったからでしょう…

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今となっては懐かしい…

くどいようですが…私を越えてほしい

おはようございます。

雨が降り続いています。

HI3G01262013年8月30日朝

DSCF12532013年5月5日夕方

HI3G00452012年11月18日昼

撮影位置はほとんど変わりません。

どこかは推理していただければ、と思います。

九州のどこか、とだけ書いておきます。

私は絶景を見て、感性を養ってきました。

九州に限らず西日本についてはありとあらゆるところの絶景を見てきました。

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私が追いかけて、追い求めてきたもの

それはいつまでも心に残る感動の瞬間でした…

ヘリウムガスが不足し、思うように自分の思い描いた最高の瞬間がつくりあげられないという状況になり、風船、バルーンの位置づけは大きく変わりました。

今バルーン業界は

ツイストバルーン

ギフト・アレンジメント(フラワーアレンジに限りなく近づき、融合の方向に向かっている)

夜の街のデコレーション

ホームパーティー

といった分野が主流になっており、この分野での需要は引き続き伸びています。

完全に衰退の方向に向かっているのが

イベント

ブライダル

です。

この分野は小さくなるパイを奪い合う状態になっていて、競争は激化する一方です。

体力勝負の消耗戦になりつつあります。

このような状況では

自分のやりたいことはもはやできない

と判断、両親の病状もあって引退を決断したのです。

自ら作り上げる瞬間が

いつまでもたくさんの人の心の中に残る…

そういう作品を本当は

いつまでも作り続けたかったのです

しかし時代がそれを許しませんでした。

このブログについては当面廃止せず、引き続き時々書き込む、という形にしていきたい、と思います。

この秋のブライダルシーズン、どのように推移するか注目しています。
私の創りあげたものを越えたものが出るかもしれませんし、私はそれを期待しています。

もし仮に年内に私の創りあげたものを超える演出が出なかったとしたら、私の引退の決断は間違っていなかった、ということになります。なぜならそれは

ニーズがない

ということだからです。

ホームページもそのままにしておきます。

作品集はどなたでもダウンロードできるようにしておきます。

なぜなら

私が創ってきたものを越えてほしい

からです。

もちろん私の作品をまねしても大いに結構です。

私は16年間一貫して

類似作品の制作を認めてきました

バルーン業界の発展のためには

どんどん真似していただきたいし

私が創ってきたものを越えてほしいのです。