月別アーカイブ: 2013年3月

ヘリウムガスがなくても…?

こんばんは。

ありがたいことに、10年も前からこの保育園の卒園式のデコレーションを手掛けているのです…
今年はリリース用のバルーンのみヘリウムガスを使い、それ以外のデコレーションにはヘリウムガスを使いませんでした。
実は、今年は、一部作り直しを行ったのです。
せっかく作った作品を一度全部つぶした、というのは今回初めて。
それだけヘリウムガスがないと作品づくりは大変ですし、限界があります。
ヘリウムガスがあることによって、風船の持つ魅力が最大限に引き出されるのは言うまでもありません。
ヘリウムガスがなくてもこれだけの作品が作れるということは、それだけ技術がある、ということになるといいたいところなのですが、
これが限界
なのです。

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全部ヘリウムガスを使っていません。
しかし、ヘリウムガスを使わない、ということはすなわち
大きな制約
になっています。
手枷足枷をつけられて制作しているようなものです。
もはや創意工夫だけで対応できません。

北広島町立豊平南小学校閉校、そして…

こんばんは。

昨日行われた豊平南小学校の閉校式のバルーンリリースの様子です。
2013年3月、豊平南小学校が長い歴史に幕を下ろしました。その閉校式でのバルーンリリースの様子をご覧ください。230個用意された風船の中には、2011年3月の東日本大震災で被災した仙台市若林区の沖野東小学校の皆さんが復興を願って栽培したひまわりの種と豊平南小学校の児童・卒業生一人一人のメッセージを入れています。
沖野東小学校にはY’s Dreamが東日本大震災復興祈念企画として行った数量限定無料バルーンプレゼントの風船を提供し、その風船を使って翌2012年7月に栽培したひまわりの種をつけてバルーンリリースを行いました。その際のひまわりの種がY’s Dreamにも送付され、このたび使用させていただきました。

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230個の風船をあっという間に用意いたしました。
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花の種を仕込んでいる様子です。
この花の種は、先ほども述べたとおり、2011年3月に襲った東日本大震災からの復興を願って行った無料バルーンプレゼントキャンペーンで提供した先の小学校さんから送られてきたひまわりの種を使用させていただきました。
実は、以前「どうしてもやらなければならない仕事のために、ヘリウムガスをブロックしている」というようなことを述べましたが、これだったのです。
Y’s Dreamは2002年3月から2011年11月まで10年近くにわたって、北広島町大朝に拠点を構えていました。
地域とともに歩み、地域とともに生きてきたのです。
旧大朝町だったころは、村づくりにも協力し、若者が楽しく暮らせる里山づくりに協力させていただいたこともあります。
行政改革の波は大朝を飲み込み、北広島町全体を飲み込み、故郷は変化してしまいました。
そして私は心身の状態を悪化させ、他方ヘリウムガスの供給は一時払底するなど深刻な状態となり、さらにブライダルもイベントもその在り方が変化するという、極めて厳しい事態が今起きています。
Y’s Dreamも、その在り方を真剣に考えた結果、縮小やむなし、という方向に向かっています。
やめるのではなく、縮小均衡を目指す方針です。
今日はもう一つ動画をアップします。
あのころは無限大の可能性がバルーンにありました…

今、バルーンの方向性は大きく変わりつつあります。
私も変化についていくべく努力したのですが、限界に差し掛かりつつあるのを痛感しています。
この作品たちを制作したのは30歳前後…今はもう40代です。
この動画の最後の動画が、その後のY’s Dreamを決定づけました。
この動画を見た広島市内の某結婚式場が飛びつき導入決定、その後8年にわたって名物演出となり、1150組もの新郎新婦の門出を演出するまでになったのです。

やってみてダメなら仕方ない、やらずしてダメというのは…

こんばんは。

今、ヘリウムガスが手に入りにくい現状…

でも、今日はどうしてもやりたかったバルーンリリースがあった。

本当に晴れてよかった…

詳細は明日アップします。

さて、見出し

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この二つの作品、同じ保育園の卒園式。昨日の夜の製作。

リリース用バルーンをディスプレイしているのは…ともかく

ヘリウムを使わないアーチ…です。

が…

バランスを維持するのが大変!

正直言ってアーチはヘリウムを使うのと使わないのとでは

制作する大変さが全然違う!

ヘリウムガスがないと、表現方法に…限界が。

ヘリウムガスを使わずにこれだけの作品を作れることを高く評価しないでほしい。

厳しいことをいうようだが

バルーンのプロは

このぐらいのことをやって当たり前

である。

というか、

納得いく作品を作ることができない

のである。

特に上のアーチ。

だましだましして形にした。

本当にプロとして恥ずかしい出来である。

どんな状況下でも完璧に作品を作ってこそプロ。

ヘリウムガスがない状況下では

限界がある

率直に言う

全部つぶして作り直そうか、とさえ考えた

さすがにそれはやめたが…

本当のプロフェッショナルは、限界を超える

限界を越えられないのは、まだまだ技術と経験が足りない証拠

である。