月別アーカイブ: 2016年11月

私の風船への想い

こんにちは。

私の風船に対する思い…

とてつもなく強い。

一つ一つの作品に対する思いは、まるでわが子を産み育てるがごとく、すべての風船に想いを吹き込んでいる。

想いがはじける

想いがはじける

想いが強すぎて、勢い余ることもある。

でも、その思いが、その場で作品に接する人一人一人の心の中にいつまでも忘れない感動として刻まれる…

私の風船に対する思いそのものがみんなを元気づけ、感動させている…という現実。

そしてその思いに触れることによって、「自分も頑張ろう」という気持ちにさせているという現実。

その思いがその人の心の中の「くす玉」の種となって、いつか大輪の華としてはじける。

納得いかない出来の時もある。

素人には理解しづらいかもしれない。

でも、私の風船に対する思いは変わらないし、変わってはならない。

その思いで風船に接する姿そのものが、生きる希望となっている人もいるし、また目標とする人もいるという事実。

…それに接する人が笑顔になり、いつまでも忘れない感動を心に刻む…

その体験を通して自信を身に着けさせ、生きる力を身に着けさせるのが、これか私が風船を通してやっていくべきこと。

だから今回、私は自分の想いをすべてぶつけた。譲れなかった。

自分の想いから多くの人を感動させることができたことが、すなわちその人にとっての生きる力になる…

そういう作品を作りたかった。

私の風船に対する思いは変わらない。

その思いを、これからは同じ障害に苦しむ人たちの力に変えていくことが、これから私が風船ですべきことだと思う。

 

くす玉のような存在って?

こんにちは。

たびたび出てくる「くす玉のような存在」って、どういうこと?

と思われる方が多い。というか、このような表現、非常にまれな部類で、私以外に使っている人はほとんどいないに違いない。ある意味文学の領域かもしれない。

いくつか集めてみた。

恋とは、頭の中のくす玉が割れることだ。…中谷彰宏「尊敬できる男と、しよう。: 女を上げる43の方法」~

感動する力を表し、小さいことでも感動できるようにしよう、という意味らしい。

大きな花火が打ち上げられた時に、ドーンって音がお腹の底に響くのって快感ですよね?…とある掲示板の書き込みより

おなかに響く快感と花火が花開く瞬間のあまりの美しさに感動した人の意見らしい。

そうしてみると、やはり「感動」と「快感」に通じるものがあるらしい。

私が考え出したバルーン演出が完璧に成功すると、天にも舞い上がるような、あるいは体中に電流が走るような、飛び上がりたくなるほどの快感を覚える。「エクスタシー」といってもいいほどである。

それだけではない。私が風船の話をしていると、周りの人が幸せな気持ちになるほど、すごい笑顔になっているという。先日ラジオに出演する機会があったが、その時の様子がすごい笑顔が素敵だったらしい。

その感動を生み出す力が私にはある。

一方で、花火師もそうだが、風船を膨らませる作業は地道そのもの。単純作業の積み重ねなのである。考えてみてほしい。一つ一つの風船は口で膨らませることをせず、ポンプやインフレーターなどの機械などを使うにしても、手で口を結ぶなどしている。そういう地道な作業を長い時間続けて、ほんのわずかな時間の感動の空間を創り出している。スパークバルーンがはじける瞬間に至ってはほんの一瞬だ。そのほんのわずかな時のために、地道な作業をしているのである。

「感動を生み出し、接する人を幸せな気持ちにする人」

これが「くす玉のような存在」なのである。

その「くす玉」を華開かせる種を私はこれから多くの人に植え付けていきたいのである。そのためには自らが「くす玉のような存在」であり続ける必要がある。あるいは数多くの感動の瞬間を生み出した実績が必要である。

中でも、発達障がいに苦しむ人たちはそのような「感動する機会」そのものが少ないような印象がする。

そういう人たちが、バルーンの制作に加わることを通して、感動を共有し、自信を身に着けさせ、社会人として就労し、自立した生活を送ることができるように、私は今取り組んでいるのである。そのために制作したのが

くまさんのげんきだま

という小冊子なのである。

くまさんのげんきだま表紙

くまさんのげんきだま表紙

くまさんのげんきだまの一部

くまさんのげんきだまの一部

この「くまさんのげんきだま」については、現在希望者に無料で頒布しています。ご希望の方はこのホームページの「お問い合わせ」からメールでご連絡いただければ送料無料でお送りいたします。

この本にもあるが、「くす玉」こそ「くまさん」すなわち私にとっての「げんきだま」すなわち「目指すべきところ」なのである。

想いがカタチとなり、そしてはじける!、ということ

こんにちは。

エントランス

エントランス

エントランス全体

エントランス全体

受付のアーチ

受付のアーチ

受付の反対側のバルーン

受付の反対側のバルーン

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観客席ゾーン

観客席ゾーン

ステージ

ステージ

以上が先日行われた、現在私が所属している会社の年に一度の大イベント。

 

想いがカタチになり、そしてはじける

見ている人のだれもが感動したそうです。

以下は私のフェイスブックより。

思えば昨年、この「夢FESTA 2015」で、自分が目指しているものとは何かを思い知らされた。それは、「くす玉のような存在になりたい」ということでした。
この一年、「くす玉のような存在」を目指すべく、現在所属している会社の枠の中で生きてきました。いろいろなことがありました…

そして今回の夢FESTA2016、会場内のバルーン装飾はデザインから制作に至るまで私が一人で行い、設営は私と多数の仲間たち、すなわち現在所属している会社のみんなが力を合わせて行いました。
その思いが、今日の「夢FESTA2016」の会場全体に伝わり、まさに広島マリーナホップ内マーメイドスペースの全体が巨大な「くす玉」のようになりました。そして最後、クライマックスには大きなスパークバルーンが一斉にはじけ、とてつもない感動を生み出しました。

スパークバルーン本番までの1時間近く、私はこれまでにない緊張感の時間を過ごしました。一つの組織が生み出そうとする感動が、私の全身にのしかかっていたのです。会社の運命さえ左右しかねないほどのプレッシャー…一生に一度の結婚式よりも大きいプレッシャーでした。

成功させた時の感動は、とてつもないものでした。
地響きのような歓声が会場を包み込みました。

私にはいわゆる「アスペルガー」の障害があります。これは極度の集中等の傾向があり、特定の分野に偏ってしまう傾向がある障がいです。そのため社会生活上厳しい状況に追い込まれます。
しかし、その障がいを逆手にとって、とてつもないものを創り出すこともできるのです。私が生命を吹き込んだ無数の風船、そしてその風船が生み出すいつまでも心に残る感動…今回、多くの社員の方々から感動の声をいただきました。(2016年11月3日付)

デザイン、制作は私が一人で行った旨、一昨日書き込みました。しかし、もちろん私だけで制作したものではありません。会社の中にディレクターがいて、そしてプロデューサー、チーフプロデューサーがいます。どうすれば最高の感動を創り出せるか、連日ディレクター、プロデューサーと議論を重ねてデザインをし、制作しました。
制作は会社がもともと使っていて、現在は会議室として使っている部屋で3日間かけて行い、それらを普段は利用者の皆さんの送迎に使う車両6台で運びました。
このとき、ある社員の方は「これだけでも素晴らしい、私たちが絶対形にしなくては」と思ったそうです。まさに私の想いが社員の皆さんに伝わった瞬間でした。
その後の設営は多数の仲間たちの力を借り、順調に仕上げることができました。この時点で会場の中は、現在所属している会社の社員の皆さんの想いがぎっしり詰め込まれたものになりました。
さらに開場後、時間を追うにつれて利用者の皆さんの想いも加わりました。社員たちが結成した楽団の演奏、児童デイサービス利用者の皆さんのダンス、そして全員の合唱…そこではじけた大輪の花…夢と希望がぎっしり詰まった風船が会場中を包み込みました!

その時その場にいた人たちは、いつまでも心に残る感動を共有できたことでしょう。そしてそれを創り上げたのが、現在所属している会社の全社員及び利用者の皆さんの想いだったのです。その想いが大きな「くす玉」のごとくはじけ、大輪の花を咲かせ、笑顔と感動を数多くの人にもたらすことができたのです。

あの時はじけたのは、大きな風船だけではなく、有限会社リラックスに携わるすべての人たちの想いだったのです!
私はその想いを花開かせるきっかけをになうという重責を担っていたのです。

あの日あの場所にいた皆さんには、現在所属している会社に携わるすべての人たちの想いが届いたことかと思います。(2016年11月5日付)

笑顔が溢れる感動のフェスタ!!!!
みんなの夢を膨らませて作ったような素晴らしいバルーンアートが会場を包んでいました
フィナーレには、大きな風船から、たくさんの「夢と希望という名のバルーン」が飛び出し、歓声が上がりました♬
お子様やスタッフの方のステージも笑顔いっぱいでステキでした!
歌もダンスもとっても素晴らしかったです!!!!
とても心があたたまるステキな時間を過ごさせて頂きました!
ありがとうございます!!(上記記事に寄せられた感想)

もう言うまでもないでしょう。

中には感動のあまり涙を流す人もいたとか…

夢と希望と想いがぎっしり詰まった風船たち。

私が「風船に生命を吹き込むこと」とはこういうことなのです。

その夢と希望と想いがはじけた時、とてつもない、たとえようもない感動が生まれ、いつまでも心に残る感動の瞬間として多くの人々の心に刻まれるのです。

そのような感動を、私はこれからも創っていきたいです。