こんばんは。
最近「バルーングラフィックを見るだけで元気が出る」という声を多く聞きます。
ところどころで最新の作品を織り込んでいるのですが、結果どんどん新しい作品が生まれます。
今日もこのようなグラフィックを制作しました。
このバルーングラフィックを制作しているときの私の気持ちは、とてもハッピーです。
…というより、これらのバルーングラフィック、一部の例外を除き、すべて自分が生命を吹き込んだ風船たちだけで構成されているのです。
そのような作品を自分が手掛けたものだけで作ることができるまでになっている…
改めてすごいことだと実感しました。
この夏、私は
バルーングラフィックをメインにした作品展を実施することに決めました。
コンセプトは、
風船で元気とパワーをいただこう
バルーングラフィックの作品展のほか、
をベースにした
トークライブ「風船で伝えたい想い」
さらに、
くす玉バルーンを自分で制作するワークショップ
バルーンクラッカー体験
天気が良ければ
バルーンリリース体験
という内容で、
風船で元気を届ける
ことをコンセプトに行うことにしています。
詳細は近く発表します。広島市郊外のとある場所で行うことにしています。
そういう私ですが、この夏は
くす玉のごとくはじける夏になりそう
です。他にも「世代間交流バルーン教室」などの企画を準備しています。
さて、トークライブでも話すことになりそうですが、私は
心の中にくす玉をもって日々生きてほしい
そのくす玉を用意する手助けをするのが親や周囲の支援者の役目
くす玉を用意するのも、作るのも、花開かせるのも本人の仕事
どういう方法で花開かせるかは本人で考えること
ただ漠然としていただけではくす玉は花開いてくれない
くす玉を花開かせるためには、汗と涙を流す必要がある
流した汗と涙に比例して、くす玉が花開いた時の感動は大きくなる
そして
そのくす玉が花開くとき、本人はとてつもない達成感を味わい、その結果大きな自信につながり、次へのステップになる
という考えがあります。そういう想いでバルーンに取り組む一方、バルーングラフィックの作品も制作しているのです。
かくいう私は、親も周囲の人も誰もくす玉を用意する手助けをしてくれませんでした。それどころか足を引っ張ってばかりでした。そしていつしか、自分でくす玉を用意するようになり、自分ではじけさせ、花開いたのです。
くす玉を花開かせるカギとなるのが
自己肯定感
私は、この自己肯定感がつい最近まで非常に低かったのです。今でも低いかもしれません。でも、
自己肯定感が低い状態では、このようなブログもかけなければ、自分の作品だけで更なる感動を生み出すバルーングラフィックを何十枚も作れるはずがありません。
もう私は焼きが完全に回っています。細長い風船で作品を創ろうにも、到底足元にも及びません。ましてや私は生まれつき不器用で、しかも自閉症…コミュニケーション能力も低く、職人の世界だったつい最近までのバルーン業界からの変化についていけず、一度は引退を余儀なくされました。
そのようなどん底を乗り越えたからこそできることが、今自分がやっていることであり、これからやろうとしていることです。
私はかつて、「くす玉バルーン」を生み出し、一つの市場を創り上げました。
本当に風船が好きで、くす玉が好きで、くす玉のはじける瞬間をだれよりも愛したからこそ、今につながっているのかもしれません。そして、次の世代に伝えることができるのかもしれません。