価値観の違い…越えられない壁

こんばんは。

三連休、正直遠出したくなる天気でしたが、自重せざるを得ませんでした。

車検でお金がかかるのです…というより、バルーンの大型プロジェクトがこれから11月中旬にかけて連続するのです。加えてブライダルも所々で…

バルーンのことを忘れて過ごしたかったのですが、できたのは初日だけ。

さて、先日このようなサイトを見つけました。

ソウス「一瞬で5万円も!?」

実はバルーンリリースの良い所って1つしか無いんですよ。

それは、

写真にすると凄くキレイ!

という点です。実際にブライダルカメラマンでしたので分かります。フォトアルバムの背景にできるくらい青い空と赤いハート風船・カラフルな風船のカラーは素敵です。

それ以外にメリットはありません。飛ばして終わりですから。キャンドルサービスや別の演出のように時間を延ばす効果はゼロ。挙式後の気持ちに華やかさを残す演出だと思って下さい。

私は自分の結婚式でバルーンリリースはしませんでした。バルーンリリース写真の素晴らしさを知りながら行わなかった理由は以下の2つです。

他の演出に比べて高い

一瞬で終わるのに値段が高いんです。

バルーン1つがおよそ700円。50~60名のゲストだと5万円必要です。

もし、新郎新婦用の大きなバルーンを追加するのなら7万円になります。7万円あればタワー式のウェディングケーキや披露宴での生演奏音楽を追加できます。

バルーンリリースは意外に盛り上がりません。また、ゲストは風船を撮影するため、バルーンリリース中の新郎新婦の姿は見ていません。

天候に左右される

バルーンリリースは青空だから美しいんです。曇りだと写真も悪くなります。

最悪なのは雨と雪。もちろん中止になります。代わりに披露宴でのバルーンサービス(キャンドルの代わりに大きなバルーンを割る演出)となりますが、これには5万円も払う価値はありません。披露宴内ならキャンドルサービスや光を使った演出の方が盛り上がるからです。

専門式場やレストランウェディングでは会場が狭いため、バルーンリリースそのものを行えない可能性もあります。

引用ここまで

2012年秋以降のヘリウムガス払底を引き金にヘリウムガスの価格が高騰し、2013年冬以降にカタール産のヘリウムガスが入るようになって流通が安定しても価格は高止まり。2013年秋にも一時的に払底が起きていたようです。その結果結婚式におけるバルーンリリースは「費用対効果」の問題が起きて、激減してしまいました。

5万円払うなら、もっと価値のあるバルーン演出を創り出すべきでしたし、現にそれに取り組んだバルーンデコレーターさんもいました。5万円、10万円、あるいはそれ以上出す価値のあるいつまでも心に残るような感動的なバルーン演出を提供することを目指すべきだったのです。

私は旧Y’s Dream末期、2012年秋から2013年夏にかけて、本当にゲストの皆さんを感動させたい新郎新婦様のためにのみバルーン演出を提供していました。その金額は大半が10万以上でした。それでも複数のカップル様からご注文をいただきました。

しかしニッチすぎて市場が成り立たず、加えてバルーンの主流がツイスティングとギフトに移り、バルーンの立ち位置が変化してしまい、コミュニケーション能力にハンデのある私は立ち位置を失って引退に追い込まれました。

ところが2015年から少しずつ状況が変化し、加えて障がいのある若者の就労に私が長年取り組んできたバルーンの経験が生きることが分かり、形を変えて再開しています。

私が取り組んできたことは

いつまでも心に残る感動の瞬間を創り上げること

でした。

そのために10年以上にわたって風船に生命を吹き込み続けたのです。

バルーンリリースはそれ自体、いつまでも心に残る感動の瞬間なのかもしれません。

バルーンデコレーションに接すること自体、いつまでも心に残る感動の思い出になるかもしれません。フォトブースの作品が増えているのもそれだからでしょう。

しかし、それに更なる驚き、サプライズを加えることによって、本当にいつまでも心に残る感動を創り出せるのです。

私は今、再び風船に携わっています。

風船を通してどのような価値を生み出すことができるのか?

価値を生み出せないのなら、そのまま完全に身を引くのが正解だったということになります。

だからこそ、何らかの価値を生み出さなければいけないのです。それが障がい者福祉の面であったとしても、あるいはバルーン演出の新境地の開拓だったとしても。だから私は自らの生い立ちを一冊の小冊子にまとめたのです。

くまさんのげんきだまの一部 

くまさんのげんきだま表紙

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