五感を研ぎ澄まそう

こんばんは。

今日2018年2月8日、福井などの北陸を中心に豪雪となっています。が、中国山地も豪雪です。

7年前(2011年)、やはり中国山地が豪雪となりましたが、このとき以来の豪雪で、北広島町のあるところでは積雪が2メートルに達したとか…家がすっぽり雪に埋まるという経験もしています。

しかし、雪は悪魔になることもあれば、白い天使に見えることもあるらしいです。子どもたちは雪が降るととても喜びます。

とにかく、子どもたちは「降ってくるもの」が大好きなのです。

雪だけではなく、桜の花びらや落ち葉で遊ぶ子どもたちは多く見かけます。

それだけではありません。紙吹雪は子ども大人問わず降ってくると大変うれしいです(もっとも後始末が大変ですが…)。

 

これは先日、私がとある保育施設で行った保護者会の様子。

くす玉を見つけ出すのも自分

くす玉を花開かせるのも自分

親たちは陰で手助けするのが役目

というようなことを話ししたのですが、その際に実際に「バルーンクラッカー」や「くす玉バルーン」を実演し、子どもたちに風船がはじけ、舞う感動の瞬間を体験していただきました。

このときの子どもたちの表情は最高でした。まさに

無数の笑顔の華がはじけ、花開いた

のでした。

さて、ここからが本題。

最近、

何もかも、演出が機械や映像頼りになっている

ような気が私はします。

典型が「プロジェクションマッピング」です。

バーチャルリアリティー全盛ですが、私は

その場の音、触覚、肌触り、香り、におい、空気といったものは実際に触れてみないと分からない

と考えます。

風船の手触りやゴムのにおいから、降ってきたときのあの気持ち良い感触まで、その場で体験することによって、感動を心に刻むことができるのです。五感を研ぎ澄ますことによって感動が体感できるのです。もちろん割れるときの音もそうですし、バルーンクラッカーのひもを引っ張るときの気持ち良さもそうです。

映像だけでは体験できない、五感で味わう感動を小さい時から体験するのは重要だと思います。

本物の感動体験を子供たちに味わせるのは大切なことですし、そうすることによって五感が研ぎ澄まされ、感性が豊かになるのです。

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