こんばんは。
完全な「だれやめ」状態です…
さて、ご承知の通り、私はバルーンで空間を演出する仕事をしています。
大きな風船がはじける、まさにその瞬間にすべてをかけています。
すべてはその一瞬のために
何日も、何時間もかけて準備をしているのです。
すべてをその瞬間のためだけに注いでいるのです…
まさにはちきれんばかりの私の情熱と願いが詰まっているのです…
そして…
私の願い、思い、汗、涙、そして私のすべてが
詰まった風船がはじけた時…
多くの人たちの心に
大きな驚きと、そして感動が
いつまでも残るのです。
すべてがうまく行った時の瞬間…
もう最高です。
なんといっていいのか分からない
たとえようのないものが
私のからだ中を駆け巡るのです…
だからこの仕事はやめられないのです…
そのためにはものすごい集中力がいります。
だから私は映像を残せないのです…
一方、失敗した時…
これほど空しい気持ちになるものもありません。
当然帰り道は足枷を嵌められたような気分になり、
重いものを背負って帰ることになります…。