こんにちは。
人生最高の瞬間を彩るのに、本当にふさわしい演出って、いったい何だろうか…
実を言うと、私が今毎週行っている「スパークバルーンシャワー」の演出、とある会場で名物となり、そこに人手を取られているのが現状なのです…
そこへ今回の震災。
この風船、関東地方のとある所でしか生産されておらず、その風船自体日本から全世界へ輸出されているといいます。
そのため、一時出荷できない状態となり、すでに受けている分を全国からかき集める一方で、その会場には一時受注停止をお願いしたほどでした。
結局出荷再開を確認できたので、受注再開となり、来週もこれまでと同様変わらずその会場でスパークバルーンがはじけます。
いくら千年に一度の災害といえども、新郎新婦様には最高のものを提供すべきですからね。
それに風船を見て、触れて、笑顔と元気を分け与えるという使命が私たちにはあるのですから。
昨日、久しぶりにスペシャルなスパークバルーンが出た。
あまり入れることのない紙吹雪入り。しかも通常の倍の風船が入っている。
新婦さんの最高の笑顔…あのような素晴らしい表情は久しぶりに見た。
プランナーさんから聞いていた情報「このバルーンにすべてをかけていた」というのは本当だった…
本当に最高の感動的な瞬間を提供したい…
そのためにすべてを注ぐのが
私。
高価なのでなかなか出ないが、会場全体を無数の風船で包み込む…
舞い降りてきた風船は新郎新婦様からの感謝のプレゼント。
バルーンリリースにしてもそう。
大空に舞い上がる風船はいつまでも心の中に残る。
天国への手紙を付けて飛ばした新郎新婦さんもいた。
確かあの時は新婦さんが両親とも他界されていた…
雨が降っていたが、風船をバックヤードに保管し、披露宴後半で雨がやんだのを見て出した…すでに日は暮れていたが、二人の思いはきっと天国に届いたはず。
そういう生涯、それこそ白い灰になるまで残る思い出の感動をこれからも私は作っていきたい。