こんにちは。
今日はクリスマスイブです。
2017年もあと1週間です。
本当に今年は、たくさんの風船に生命を吹き込むことができました。
これまでに出会った人たちからいろいろなご縁が広がり、たくさんの幸せと感動をもたらすことができました。
どれも今年を代表する作品たちなのですが、選ぶのに苦労しました…
そして、今年は様々なチャレンジもしました。
今まで作ったことのないスタイルの作品を複数制作し、作品の幅を広げました。
私は2013年に一度引退しました。しかし、縁あって復帰することができました。その間にバルーンアートの技術は大きく進化し、バルーンの市場も大きく変化しました。かつて私が主力としていたブライダル及びイベントの演出が停滞気味になる一方で、ホームパーティーなど新たな市場が急成長しました。
技術的にも様々な作品が増え、多様な作品を生み出せるようになり、一方では今年2017年の流行語大賞にもなった「インスタ映え」。インスタグラムの急速な普及は、新たなバルーン市場を生み出しました。
そのようなバルーン市場の変化を、ここ数年客観的に見てきた私は、新たなスタイルの作品作りにチャレンジして、多くの感動を生みだすことができました。
一方、ツイストバルーンの技術はそれ以上に進化を遂げ、私はすでについていけない状態になっています。持って生まれたものに左右されている今のバルーン業界の現状、努力と熱意だけでは限界が見えています。
そのような状況の中、私ができることは
風船で私が今までやってきたこと、そしてこれからしたいことを明確に打ち出す
ことです。
今年、私は
「くす玉のような存在になりたい」
という、これからの人生の明確な指針を立てることができました。
私ははじけるくす玉にあこがれてバルーンアーティストになり、あまたの感動の瞬間を生み出してきました。そうして20年以上の歳月が流れ、生みだした感動の瞬間は数知れず。
気が付くと、自分の作品だけで、何枚もの絵を創り出せるまでになっていました。
そして、その絵、すなわちバルーングラフィックを見た人たちから
元気が湧いてきた
温かい気持ちになった
という声が続出しました。
一部イラスト素材集からダウンロードしてきた画像も入れていますが、風船に関しては100%すべて私が生命を吹き込み、自ら作り出した感動の瞬間で構成されています。他人の作品は一切含んでいません。それらをフォトショップで加工し、1枚の絵として作るのがバルーングラフィックです。
正直言って、私はこのバルーングラフィックを制作しているとき、とてもハッピーな気持ちになって、テンションマックスになります。それこそ「くす玉が次から次へとはじける」ような気持ちになっています。
風船を膨らませているときも、そのような気持ちになることがあります。
そのような気持ちで制作しているからこそ、多くの人たちの心に響くのでしょう。
これからも、その気持ちを持ち続けることができるようになりたいです。
そして、たくさんの人の心の中で、くす玉がはじける存在になりたいです。