こんにちは。
先日とある企業様の福祉イベントのテーマが、見出しの通りで「想いをかたちに」した。
障がいのある人たちとともに生き、ともに歩める社会をつくることを目指したこのイベント、若干のハプニングはあったものの、おおむね大成功でした。
私は障がい者の就労にバルーンを役立てることはできないのか、これまで様々な模索を繰り返してきました。その模索をこうして形にすることができ、そして花開いたのです。
この作品は私だけで作られたものではありません。この会社にかかわる人たち一人一人の協力がなければできませんでした。
夢のある福祉、本当の意味で人を幸せにする福祉
…私がこれから目指していくところです。
一方、私は最近、フォトショップを加工して一枚の作品をつくることにはまっています。
私の風船に対する思いが、ほぼすべてのグラフィック作品に込められています。
これを見た人は、例外なく感動します。
どうしてなのか…考えたのですが、1枚の絵を自らの作品だけで構成しているからかもしれません。
素材から構成まで、すべて自分がこれまで手掛けてきた作品でできているということ自体、すごいことなのかもしれません。
そして、一つ一つの作品そのものすべてが、私の思いが、私の汗と涙が風船の中にいっぱい詰まっているものなのです。
私はこれまで、風船一つ一つに生命を吹き込むという考えで、風船を膨らませてきました。
その膨らませた風船それぞれが、多くの人々の心の中にいつまでも忘れない感動として生き続けています。
その私が膨らませた風船で新たな作品が作られ、それがより大きな感動をもたらす…
そのような1枚の絵(=グラフィック)が、すべて自分の作品だけで作ることができる、ということ自体、すごいことをやってきたのかもしれません。自分の作品ですから、著作権など関係ありません。
そうしてみると、私は
やりつくした以上に、やり遂げた
のかもしれません。そして、やり遂げたからこそ、次のステップに足を踏み出せるのかもしれません。
私がこれからすべきことは
「障がいに苦しむ子供たちや若者にくす玉の種を植え、そのくす玉をはじけさせる手助けをしていく」
ことです。大輪のくす玉の花を咲かせた私だからこそ、できることがあると思います。
このグラフィックは、上の作品とバルーンリリースを組み合わせ、はじける花火をスパークバルーンがはじける瞬間を用いて表現しました。このように、私の思いを自らの作品を用いて1枚の絵にする…その絵を見た人もまた、元気づけられる作品をこれからも作っていきたいですし、自分もそういう生き方をしていきたいです。