風船の持つ力…改めて痛感

こんばんは。秋の夜長です。

今日2019年11月4日、とあるところでとあるイベントが行われていました。

画像は昨年2018年のものです。

昨年2018年まで、私はこのイベントを運営する会社の社員として、総合的な取りまとめを担当していました。イベントを実施するにあたって、総合的な要の役目をしていたのです、もちろん裏方として。

今年の春、私はこの会社を去り、このイベントの運営は若手社員が中心になったそうです。

で、このイベント、昨年まで裏の取り仕切りを担当していたものとして、かつあのイベントを自ら手掛け、成功させたものして、全くノータッチの一方、ひそかに応援しながら見届けようと思いました。

結果、今年は

風船のふの字も、バルーンのばの字もなかった

といいたいところでしたが…

入口にフォトバックを作っていた(これは風船を使用していた)

とある福祉協賛団体様がバルーンアートをしていた

これだけでした。代わりに手作り感いっぱいの装飾が多数あり、苦心の跡が多々見受けられていました。

肝心の内容は、

新たな挑戦

と銘打って、工夫の限りを凝らしていました。その努力は私に伝わり、とても好感を持てました。これに関しては、正直昨年より良い印象を抱きました。皆さんの努力に触れ、快い一日を過ごしていたのですが…最後に差がついてしまいました。

フィナーレに向かうにつれ、これまでは徐々に人が増えてきていました。ところが今年は逆でした。

会場が閑散とし始めたのです!

私はショックを感じました。何が違うのか…答えは明白でした。

必死に関係者の皆さんが会場を盛り上げようとしているのは伝わりました。

必死にみんなが頑張っているのは伝わりました。

それでも…

これは昨年の別のイベント。

今年も基本的には同じでした。

そして…

やはり何かが足りませんでした。

正直言います。

最後に差が付く決め手となったのは

風船演出

でした。

改めて、風船の持つ強力な力、魔法の力を思い知らされました。

考えてみれば、昨年まで私はこのイベントを

一年の集大成

と位置付けていました。風船以外の面も含む、この会社での仕事すべてにおいてです。だから、私はこのイベントを、別名

グランプリ

と呼んでいました。当然用意する風船、バルーンの作品はその年最高のものにふさわしいものでした。

今年、その「グランプリ」に匹敵する「ダービー」に相当するイベントを自ら企画し、取り組みました。それもあって私はこの会社を退職したのです…安定は失いましたが、取り組んで正解でした。言い換えれば、

この会社で「グランプリ」に昨年まで4度取り組ませていただけたから、自ら「ダービー」を手掛けることができた

のです。

さらに、「グランプリ」に複数回取り組み、「ダービー」を自ら手掛け、成功させるまでに成長させてくださったのも、この会社のおかげでした。

改めて感謝しています。

だからこそ、応援していたのですが…結果は

どれだけ風船の持つ魔法の力が強いか

を改めて痛感する結果になりました。

先月10月、私は今後のバルーンの活動に危機感を抱かざるを得ない局面が相次ぎました。正直、「先は短い」と思いました。でも、続けられる限りは続けよう、ということになりました。

私が風船によって生み出すことができる力が、どれだけの感動をもたらせるか、改めて痛感させられました。

私は風船を一度捨てた人間です。それを拾ってくださったのがこの会社でした。この会社には感謝しかありません。だから応援していたのです。

幸い、私はチコちゃんにはならずに済みました。あの決まり文句を吐き捨てる必要はありませんでした。それだけこの会社に関わる全ての人たちが頑張っていたのは伝わりました。しかし、「ダービー」と呼ぶほどのあのイベントには及びませんでした。そこで改めて、私は

風船が持つ力はどれだけのものか

その風船で私はどれだけの感動を生み出すことができたのか

を痛感しました。だからこそ、

続けられる限り続けることにします。

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