こんにちは。
今日は以下の動画を見てください。
このスパークバルーンは弊社から発送されたもの。
こちらのバルーンシャワーセットも弊社から発送。
あとの画像は使い方を間違ったようで、結構残っていたようであった。
ちなみに後の画像の方が先です。
いずれもカウントダウンイベントで使われました。
ここ数日、私は今までの作品を振り返ってみています。
とにかく、
風船の演出は一瞬です
しかしその瞬間が
いつまでも感動として心の中に残るのです。
私はひたすらその感動の瞬間を追いかけて
走り続けてきました。
膨らませた(=私が生命を吹き込んだ)風船の数は数知れず。
私は今、みじめな状況になっていますが、
私が膨らませた風船によってもたらされた感動は
いつまでもそれを見た人の心の中に残っています。
結婚式で、成人式で、カウントダウンイベントで…
そういう仕事をしてきたことに対して、私は誇りを持っています。
これだけは間違いありません。
究極の感動の瞬間って
いったいなんだろうか…
昨日私は、とあるお宅のホームパーティーに呼ばれ、そこでバルーンショーをしてきました。
最後に用意したのは
くす玉バルーン
最初は子供たち全員、耳をふさいでいました
しかし、
はじける瞬間
そして、はじけた後の表情
最高でした
子供たちの最高の表情…
私も感動しました。
と同時に、忘れかけていた何かを
取り戻したような気持になりました。
そもそも私は
1997年1月に日本で初めて行われた
本格的バルーンパーティーに
参加しました。
この時、私は究極といってもいい感動を味わいました。
遠い昔から風船は好きでした
しかし、私は昔(それこそ自閉症=障碍児)だったころ、
風船が上から降ってくる光景に恐怖を感じていました
それが一転、最高の興奮と感動を感じるようになってしまいました。
時期的には幼稚園時代のことではなかったでしょうか…
それ以降、私は風船が好きでした
サラリーマン時代、何も趣味がなく、唯一の趣味がギャンブルという状態の時期がありました。競馬とパチンコが多かったのですが、競艇や競輪もやっていました。競輪と競艇は訳が分からず、すぐにやめましたが…当時はパチンコが一番多かったですね。競艇は最近になってスタート返還欠場ルールに関心を覚え、競艇場の近くに移り住んだこともあり、時々しますが、ほかはやめました…競輪のわけのわからない「ライン」、競馬は血統が複雑化、そしてパチンコは…
パチンコにはまった私を見て、当時付き合っていた彼女は愛想を尽かしました…
そのような状態で見つけたのが「エミリーズバルーンアートビジネススクール」。
私はとりあえず参加しました。
その後、いろいろあって風船を仕事にしました。
しかし13年前、初めてバルーンドロップを成功させたときのあの何とも言い難い快感、
あれはいまだに忘れられません。
それから私は
数多くのバルーン演出を作り上げてきました
しかし一番忘れられないのは
2007年1月に北海道・夕張に送ったスパークバルーン
あのバルーン、実はブライダルフェアの予備を再利用したものでした。
前年の2006年1月、九州は福岡県八女郡上陽町の成人式に呼ばれました。
なぜ私が呼ばれたのか…理由は簡単で、「最後の成人式、ぜひやりたい」ということでした。
とても素晴らしい、感動的な瞬間を演出できました。
しかし翌年は呼ばれませんでした…2006年10月、上陽町は八女市に編入合併されたのでした。
当時夕張市は、成人式ができない…という状態でした。企業でいう「破産」状態でした。
私は余りもののスパークバルーンを膨らませて、宅急便で夕張に出しました。
予備バルーン、しばらくブライダルフェアが先だったこともあり、処分するぐらいなら、夕張の皆さんに役立てていただこう、と思い、送ったのです。
当時はテレビでも取り上げられ、一時は話題になったくらいでした。
私もとてもうれしかったのは今でも覚えています。
今、倉庫になっている部屋から、当時のお礼の手紙を引っ張ってきました…
「最高のプレゼントでした」とありました。
この手紙を開封したとき、私は余りにもうれしくなり、思わず自分で自分のために「くす玉バルーン(これ自体別のブライダルフェアの予備だったが)」を作ってしまったことを思い出しました。それだけ感動したのです。
私が目指していたもの…
それは「風船で一人でも多くの人を幸せにしていきたい」
といったものでした。
その理念を忘れずにやってきたつもりだったのですが…
どこかに忘れ去ってしまっていたのかもしれません。
一度すべてを無にする必要があったのでしょう。
そしてもう一度始めるのなら
その理念を忘れないようにしなければいけません。
風船は数少ない
究極の感動の瞬間を作れる道具です
その道具を用いて
私は究極の感動の瞬間を作り上げてきました
究極の感動の瞬間を作り上げる
アーティストが
金、マネーだけに走ると
何もないスカスカばかりになってしまいます。
結局スカスカになって
私はボロボロになってしまいました。
ここ数日、私は
忘れていた何かを
取り戻す日々が続きました…
私は本当に作りたかったもの
それは
究極の感動の瞬間
だったのです。
あるところまでは
達成できたのですが
ゴールは果てしなく遠いところでした
というか
ゴールのない戦いを私は
していたのかもしれません。
今更ながら…
私が最近まで契約していた結婚式場様のオフィシャル動画集を発見。
5:00から注目してください。
うれしい捕獲
風船を膨らませるのも、結婚式を挙げるのも…
こんにちは。
明日から今月いっぱい超多忙になります。昨年は震災で大部分が流れた、卒園式での風船のご注文ラッシュです。婚礼ももちろんたくさんあります。
今日は今月最後のオフで、ゆっくり過ごしています。
とあるホテルに資料を届けたのち、向かったのは
一蘭
というラーメン屋。
博多では超有名なラーメン店である。
最近広島に支店を出し、連日行列ができている。ようやく今日はじめて食べることができた。
このラーメン屋、システムが何とも言い難い。
詳細は一蘭のホームページを見ていただくとして、私が思ったのは
あまりにも完璧すぎるシステム
だと思った。
味集中カウンター
店員の顔も、
同席者の顔も
一切見ない。
食事中はカウンターの前のすだれが下がる。
リクエストは注文の際にもらった紙に丸をしてカウンターの前に出す。
もちろん替え玉も箸袋に丸をしてオーダー。
味も完璧だが
システムが完璧すぎる…
私は養鶏場の鶏になったような気分だった。
ここで最近つくづく思うのが
風船を膨らませているのは人間である
という、当たり前のこと。
私たちをただ風船を膨らませるロボットとしかとらえていないのではないか、
とも考えられかねない言動を耳にしたり、目にすることがたまに見られる。
このような言動に接すると、とても悲しい気持ちでいっぱいになってしまうのは言うまでもない。
確かにお客様の皆様に提供する風船を口で膨らませることはしない。
しかし、私は何百、何千という風船を一つ一つ手で膨らませる。たとえどんな機械を使っても、最後は人間の手で形になっていく。
一見当たり前にみえるが、風船一つ一つには私たちの思いが込められているのである。
そしてこれも当たり前のことなのだが、
結婚式を挙げるのは一人の男と一人の女、
つまり人間同士なのである。
人間同士、何十億分の偶然が永遠になるその瞬間、祝福されるのは当然のこと。
そこにはカップルの数だけストーリーがある。
なのに、ごく一部の結婚式に携わる人たちは、
あたかもロボット同士の組み合わせのように、
流れ作業で結婚式や披露宴に携わっている。
某大手ハンバーガーチェーンはマニュアル化によって、世界中に均質な味のハンバーガーを提供している。
一方、東京ディズニーリゾートにマニュアルはないという。
そこにはいかにゲストを楽しませ、喜ばせ、感動的な楽しい一日を過ごすことができるか、という目的があり、それに基づいてキャストが一人一人の役目を果たしているのである。
風船を膨らませるのも
結婚式を挙げるのも
ロボットではありません!!!!!
売り方を知らない
おはようございます。
正直言ってウェディングプランナーが売り方を知らないのです…
バルーンの売り方を
私はこれまで
BtoB
BtoC
両方に取り組んできました。
一方で何度も歯がゆい経験をしてきました。
すでにスティックでスパークさせるスパークバルーンは完全に浸透しました。
その先にある感動のアイテムを作り出す取り組みを私はしています。
その中で機会があるたびに
私は全く新しいバルーン演出を考え、生み出してきました。
そして私は一つの結論にたどり着きました。
現場のウェディングプランナーが
バルーンの魅力を知らないのではないか
現場のウェディングプランナーの上に立つ経営サイドの人たちが
収益性の高い商品ばかりを売ろうとして
本来のお客様であるカップルの方に提案できない現実があるのではないか
私は今、本当に悩んでいます。
これ全部…
一点豪華主義
こんばんは。
今日はとあるホテルでブライダルフェア…全然集客ができておらず、不成績…と思いきや、終了間際に複数の希望者が…
今までにないケースでしたので、閉店間際も気が抜けません。
さて、今日のフェアを通して、すごく気になったこと。
ここ数年、とにかく何か一点にだけお金をかけたい、という新郎新婦様が増えている。
今日のフェアで閉店間際にバルーンのブースを訪れた二組のカップル様はまさにその典型例。
一組目…クリスマスをテーマに披露宴会場をデコレーションしたい
二組目…ディズニーランドをテーマにした華やかな披露宴会場にしたい
いずれもこのホテルにとってはご新規さま。
バルーンデコレーションやバルーン演出にお金を集中させたいというのがはっきりしている。
そういう要望を聞き入れて、提案していくのがウェディングプランナーさんの仕事。
にもかかわらず…
無難に組数をこなす
というウェディングプランナーさんの多いこと多いこと
特にここ広島は…
本当に情けないし、悲しい。
一生に一度だからこそ、最高のものを提供するのが
私たちバルーンデコレーターの仕事。
特にこのホテルは、広島を代表するホテルだけあって、仕事もやりがいがあるし、提案のしがいがある。昨年はこのようなこと をしたりした。
とにかく一つのことにこだわりたいのが今の新郎新婦様。
それがバルーンだったら、最高のものを提供する。
私たちの使命である。
そういう提案から、昨年のこのホテルのフェアに臨んだ。
今年、このホテルは「会場を見せたい」という方針で、あえて演出の提案を控えることにした。
そしたら結果がこれ…
演出会社(このホテルではこの演出会社のグループとして入っている)のコーディネーターさんもぼやいていた。
とにかくウェディングプランナーの勉強不足…
と声を出して言いたいぐらいひどい。
この記事 を読んでほしい…>広島を代表するとある名門ホテルのウェディングプランナーさんよ…
触発された!?
こんばんは。
私の動画を参考にして作ったのか?(私の動画は12月にアップ、こちらは今年に入ってからアップ)
確かに私の動画は毎日世界のどこかからアクセスがあるが…
でもこちらの方が素晴らしい…私はまだまだ足元にも及びません。
比較という意味を兼ねて
結婚式に魅力が感じられなくなった??
こんばんは。
ある統計によれば、婚姻件数は年々減少し、未婚率は上昇している。その中でも結婚しても結婚式を挙げない「なし婚」が増えているという。
一方、大都市圏では「流入マーケット」と「流出マーケット」が存在する。典型的な流入マーケットは名古屋、福岡などといった主要都市で、周辺の都市は流出マーケットになっている。典型的な流出マーケットだったのが震災前の宮城県石巻市で、人口16万人程度を要する街なのに、結婚式場は数えるほどしかなかった。仙台へ流出していたのである。
広島市とその周辺でも同じことが言える。
広島市は典型的な流入マーケットで、周辺の呉、東広島などは流出マーケットになっている。最近では高速道路利用でも1時間強かかる三次や庄原、さらには中国山地を越えた島根県浜田からも広島へ流入しているという。比較的流出が少ないのが山口県岩国で、やはり県境の力は大きいのかも…
だから、広島では結婚式に携わる人たちがいがみ合ってしまうのかもしれない。
しかし、今相手にしなければいけないのは、
結婚式をあえてしない
人たちへのアプローチではないだろうか。
本当に結婚式は楽しいものだと思わせるために、結婚式に携わる人たちがみんなで意見を交わして、より良いものを作らなければいけないのではないか。
広島では本当にブライダルビジネスに携わる人たちの交流が少ない、と思う。
考えが古すぎる。
アンシャンレジームがいまだに健在である。
このままいくと、広島のブライダル業界は間違いなく
ガラパゴス
になってしまう。
ガラパゴス化が叫ばれる日本のAV業界(アダルトビデオではない方のAV、テレビやビデオなどの方ですよ)、数年前まで最先端だったのに、今では韓国に負け、中国にも負け…
ガラパゴス化の行く末、
衰退
しかない。
危機はすぐそこに迫っているのに、
それに気づかない…
ゆでガエルになって滅びてもいいのか?
結婚式がいかに楽しいものかをアピールすれば、この傾向を食い止めることはできるのではないか。
ブライダルビジネスに携わる人たちにとって、重要な課題である。